セルフメディケーションとかかりつけ薬局
最近研修会に出たり、本を読んだりして思うのは、
今の薬局って、病気になってから(処方せんを持って)
行くところになってるなあということです。
医薬分業が進んだので、病院にかかって処方せんをもらい、
それを持って薬局で薬をもらう。
それはそれで必要ですが、それだけでいいのかなと。
ふと、うちのお客様を考えてみると、
ちょっと疲れがたまっているとか、風邪をひいたとか、
いつも元気でいたいから栄養剤を欠かさないとか、
病院に行くまでもない普段元気な方が多いような気がします。
アラウンド90でも元気な方も多いです。
今日も〇〇先生年取ったねえ、と心配していたお客様がいたのですが、
自分は89歳でその先生より一回り上、その上スタスタ歩いていました。
病気になる前に対処して、長く元気に活動できるのは素晴らしいことです。
それこそがセルフメディケーションだと思いますし、
それをお手伝いするのが、私たち街の薬局の役割なのかなと思っています。
市販の商品で対処できることはして、
病院へ行くべき人は受診を勧め、
行政の助けが必要な方は、関係するところにつなぐ。
薬剤師や登録販売者として専門知識を持って、その方に合った方法を提案する。
それをするのが「かかりつけ薬局」だと思いますし、
かかりつけ薬局として選んでもらえるように一層頑張っていきたいと思います。